???「もはやこれまでのようだな…かの英雄も力を失った今や所詮ただのガキ…話にならん」
スティーブ「くっ…こんな時彼がいてくれば…」
???「諦めろ。貴様は今ここでワシに殺されるのだからな!」
ブンッ!
鋭く鈍い音と共に一人の青年の叫び声が響き渡る
「あ、やばい俺今斬られぐはっ…!!」
バタッ…
「時は満ちた…今こそわしが世界を滑る時…統べる時」
???「スティ-ブ!!」
???「誰だ!!」
レイチェル「やっと見つけたぜ、スティーブ…って、お前は…!」
???「レイチェル…か」
レイチェル「父さん…!!」
???「無事か!?スティーブ、レイチェル!」
スティーブ「祖父ちゃん…」
レイチェル「ジェームスおじさん…!」
???「ジェームス兄ちゃん…」
ジェームス「もう馬鹿なことはよせ!こんなことして何になる!?」
レイチェル「そうさ、無駄な犠牲が出るだけだ!何の得益もない!」
???「ええい黙れ!貴様らに何が分かる!」
スティーブ「一番分かってないのはアンタさ。ガキみたいに駄々こねたって状況は変わらないぜ…」
???「黙れ!この死にぞこないが!」
ザシュッ!
再び辺りに悲鳴が響いた
スティ-ブ「悪い…みんな…俺はもう…ここまでのよう…だ…」
ガクッ…
レイチェル「スティーブ…?」
―――――――スティィィィーーーーブ!!!!―――――――
「あの、これだけ大きな家に一人で暮らしてるんですか?」
「うん?…あ、あぁ。そうだよ…」
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